高砂貝塚公園
変遷
高砂貝塚は、昭和25年、伊達高校郷土研究部が発見し、調査を行いました。その後、札幌医科大学によって調査が行われ、大規模な3箇所の貝塚や、貝塚に作られたたくさんのお墓が見つかっています。発見されたお墓の中には、わざと健康な大人の歯を抜く「抜歯人骨」も見つかっており、当時の風習を知ることができます。(発見当時の位置図のスケッチ)
お墓に副葬(ふくそう)された土器
高砂貝塚から出土した銛先(もりさき)
高砂貝塚は、平成14年と平成23年に追加指定を受け、史跡入江・高砂貝塚となりました。現在、高砂貝塚は史跡整備を行っており、平成29年に完成予定です。「縄文のたたずまい」をコンセプトに、縄文時代の貝塚や、竪穴住居のくぼみ、お墓などが復元されます。また縄文の森の復元や、自然と生物を観察できるビオトープも予定されており、盛りだくさんの内容になっています。随時見学会を実施いたしますので、今後の情報にご期待ください。
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