昔、一人の僧侶が旅の途中で、当時、旧洞爺村屈指のある資産家に宿を乞い、ちょうど1ヶ月ほどたった ある日、その僧侶が肌身離さず持っている聖徳太子の像を主人に「大事に祀ってくれたらこの土地はは必ず産業が栄え、豊かな村になる」と贈り、大変喜んだ主人は、大事に祀ることを約束しました。この像が、 浮見堂に祀られている聖徳太子の本尊です。